<光冠状感染症狂詩曲>
「 母 は 一命 を 取 り 留 め、 日常 が 戻 った...
かのように 思 われたが、
彼 のセンリツは 密 かに 東 を 目指 していた...」雨美 CV:灰野優子
盛 り 上 がる 《年々増加していた訪日旅行》 の 息 の 根 止 めたのは
突然 の 《世界的感染症の大爆発》
ダメ! 不要 不急 の 外出
ダメダメ! 《密閉.密集.密接》 は 回避 かいひ
ダメダメダメ! 一目瞭然 いちもくりょうぜん
《豪華客船の慘状を忘れるな!》 リメンバープリンセス
今 いま は 光 ひかり が 見 み えずとも── 闇 やみ の 向 む こうに 明日 あした がある
私 わたし が 今 いま ここにいることには
きっと 意味 いみ がある!
「 母 はは を 助 たす けるため、 出 で 戻 もど った 私 わたし は...
若 わか 女将 おかみ としての、
修行 しゅぎょう を 始 はじ めていた...」雨美 CV:灰野優子
温泉 おんせん 街 がい 支 ささ える 人達 ひとたち は 昔 むかし 馴染 なじ みの 顔 かお ばかり
ダメ? 今 いま は 無理 むり だけど
ソレデモ? 《事態が収束する可能性が謳われる頃》 三 さん 年 ねん 後 ご には
ダメイヤデモ? 希望 きぼう を 持 も とうよ
口説 くど いて 回 まわ る!
未来 みらい を 語 かた るお 祭 まつ りを──この 街 まち の 灯 ひ は 消 き えちゃいない
夜 よる を 照 て らせ 【 浅間 あさま de で ハロウィン】
みんな 負 ま けるな!
「 母 はは の 口添 くちぞ えもあり、 《温泉街一致団結》 オール 浅間温泉 あさまおんせん で...
この 災禍 さいか を 乗 の り 越 こ えよう、
その 機運 きうん は 着実 ちゃくじつ に 高 たか まっていた...」雨美 CV:灰野優子
「だが...
新規 しんき の 《催事》 イベント を 立 た ち 上 あ げるのは、
想像 そうぞう 以上 いじょう に 困難 こんなん で。
決 き めなければならない 事 こと 。
手配 てはい しなければいけない 事 こと 。
喫緊 きっきん の 課題 かだい は 山積 やまづ みだったが、
その 内 うち のひとつが、
《屋台でも出せて看板にもなるような地産地消の独創的料理》 フードメニュー の 案件 あんけん だった...
全国 ぜんこく 三 さん 位 い の 収穫 しゅうかく 量 りょう かぼちゃもあるけど 弱 よわ ぇ
信州 しんしゅう 長野 ながの は 林檎 りんご だろう 青森 あおもり と 共 とも にけど
それならそうとマルメロはどうだい 知名度 ちめいど は 劣 おと るけど
市場 しじょう のシェア 圧倒的 あっとうてき なんと 85% はちじゅごパー over
板前 いたまえ やって 《料理遍歴→四十有余年》 Around40 男一匹 おとこいっぴき 料理 りょうり バカ 一 いち 代 だい
武者 むしゃ 修行 しゅぎょう で 《仏料理》 フレンチ も 齧 かじ った 血 ち が 騒 さわ ぐ
「 《ご機嫌よう》 Bonsoir! 」
《果実体 to 洋提灯》 ジャック・オー・ランタン 繰 く り 抜 ぬ いた 《木瓜》 マルメロ
《果実片 to 濃縮糖》 ジャム にして【 ガレット galette de 信州 しんしゅう 蕎麦 そば 】に 添 そ えて~
≪さぁ、どうぞ!≫ s'il vous plait
召 め し 上 あ がれッ♪
「 《頬っぺ、堕ちそぉんッ♪》 Très bon 」